宮崎県青島へ行きました。
青島とは宮崎市の南東部にある周囲1.5キロメートルの小さな島です。
人吉インターからだと1時間10分くらいで行くことができます。
視界に海が入ってくると なぜかウキウキしませんか?
球磨・人吉では山ばかり眺めているので仕方ありませんよね。
今まで宮崎や日南市には何度も行っていたのに
鬼の洗濯岩も何回も見ていたのに
今まで一度も青島へは行ったことがありませんでした。
青島 初上陸です。
青島の上空写真を見ると島全体を鬼の洗濯板が取り囲んでいるんです。
↓
宮崎市の公式観光サイトに写真が掲載されています。
青島は日南のパワースポットとしても有名
青島は、周囲860m、面積約4.4ha、高さ約6mの島です。
日南のパワースポットとしても有名な観光地です。
初めて青島へ行ってみて、パワースポットと言われるのも納得でした。
パワーをもらって帰ってきました。
駐車場から青島に向かって歩くと見えてくる景色
青島まで歩いて100メートルくらいでしょうか。
弥生橋を渡って青島へ歩いていきます。
![青島へ行く橋 弥生橋](https://hana54mi.com/wp-content/uploads/2020/11/201104ososima2.jpg)
周辺には海水浴場やホテルなどもあって 夏場は楽しそうですね。
この日も修学旅行の生徒さんやたくさんの観光客が青島神社へ向かっていました。
三輪タクシー『青島トゥクトゥクトローリー』を運行されています。
歩くのがしんどい人にはもちろん、青島の思い出作りにも楽しいかも。
青島トゥクトゥクトローリーに乗ったお客さんが、料金を決めて支払うという運行スタイル。
ユニークですね。
青島神社からの帰り道、両親と叔母が乗せてもらってきました。
トゥクトゥクで青島を半周してもらったみたい。
青島神社へ参拝
弥生橋を渡って鳥居をくぐり抜けていくと青島神社にすぐ到着です。
まっすぐ歩くと本殿ですね。
コロナ禍で本来の手水舎は使用できないようです。
直接手を洗えるように、竹で作成してあります。
早く本来の参拝ができますように。
本殿です。
青島神社は縁結・安産・航海・交通安全にご利益があります
本殿から見える風景です。
青島神社に祀られている神様はいつも海を眺めているのですね。
青島全体がパワースポットと言われるのも納得です。
青島を一周したかったけど時間の都合でできませんでした。
再び訪れたい場所です。
青島の真ん中に位置する本宮
青島神社の本殿から向かって右手にある祈りの小道。
本殿でお参りをしてから、ぜひ行ってみてください。
国指定特別天然記念物のビロー樹が生い茂る小道を歩い行くと本宮があります。
青島の中心となる場所に本宮が建っています。
たくさんのビロウ樹に囲まれた場所に建つ本宮。
不思議な空間です。
悠久の昔、古代祭祀に使われたとされる勾玉・土器・獣骨・貝殻などが多数出土したのが本宮の建っている場所。
古代祭祀跡地に大元の社殿があったことから、御礼の安寧を祈り本宮が再建されたということです。
隣には真砂の貝文と呼ばれるものが。
こんな一文がありました。
古代万葉の人々は和歌の中で「濱の真砂」と詠み、数多い貝殻の中から自分の心情に合った貝を探し、それに思いと願いを込めたのである。
神社前の浜辺にて真砂を探し、自分の思いと願いを込めて この波状岩にお供えください
次回は青島神社の浜辺で真砂を探してからお供えしたいです。
本宮には産霊紙縒(むすびこより)と天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)もあります。
天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)をやってみたかったのに、財布の中には100円玉が入ってなかった。
残念でしたが 次回来た時にチャレンジします。
鬼の洗濯板、間近でみた姿に驚愕
鬼の洗濯板は日南の海岸沿いに見られますね。
鬼の洗濯板は昭和9年(1934年)、国指定天然記念物に指定されています。
青島周辺の岩盤は、新第三紀(2400万年~200万年前)に海床に規則的に堆積した砂岩と泥岩の互層が傾き海上に露出したものが、波の浸食を受け、堅さの違いにより凹凸を生じたものです。
青島周辺及び日南海岸の戸崎鼻から巾着島に至る海岸にみられ、俗称「鬼の洗濯板」といわれています。
(青島にある文化財の看板より引用)
鬼の洗濯板を海岸沿いから眺めているときには、すごくゴツゴツの岩で岩板が並んでいるだと思っていました。
近くでみると無数の穴があったりして、遠くから見るのと近くから見るのってこんなに違うんですね。
自然の産物ってすごい。
甘乳蘇のソフトクリーム
青島神社の片隅で甘乳蘇のソフトクリームを発見。
伊勢えびと新鮮なお魚を満腹になるまで食べたはずなのに。
![ドライブイン大海で伊勢海老料理を堪能する](https://hana54mi.com/wp-content/uploads/2020/11/201104miyazakininkiten1-320x180.jpg)
別腹です。
「蘇」は、3月頃話題になっていましたね。
新型コロナウイルスで余った牛乳を消費する方法として、テレビで放送されているのをみたことがありました。
甘乳蘇とは、「蘇」と呼ばれる古代から伝わるチーズのような乳製品を宮崎県で商品化したものです。
甘乳蘇の試食販売があって試食もしてきました。
牛乳を10分の1に煮詰めて作られるとあって、チーズとも違う ふんわりとした甘みが優しい感じ。
【蘇とは?】
蘇とは搾りたての生乳を、牛乳のもつあまみ、うまみをそのままに濃縮したチーズのような食品です。チーズよりもくせがなく、まろやかで、香ばしく、また7~8時間煮て作るのでほんのりした甘さが口の中にひろがります。
古くは1000年以上も昔、万葉時代の飛鳥で作られていたという記録が残っています。甘味料がなかった当時は、栄養があり自然のあまみとうまみを持つ「蘇」は貴重な食品で、貴族や高級官僚たちは、美容と不老長寿を期待して、これを珍重しました。正月には大餐のデザートとして振るまわれたようです。ミルククラブ中西の公式サイトより引用
青島へのアクセス
青島の地図
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青島の駐車場
青島周辺には有料や無料の駐車場があります。
無料駐車場も青島まで徒歩10分から15分の場所に数カ所あります。