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球磨川の氾濫|大雨特別警報・大雨警戒レベル5 発令で得た教訓

在りし日の球磨川
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大雨特別警報が7月4日の早朝、熊本県で初めて発令されました。
その後 大雨警戒レベル5が 行政からも発令されました。

前日の7月3日の夜遅くから土砂災害警戒情報が発表が夜中に何度も携帯緊急速報が鳴りました。

今まで経験したことのない大雨で 球磨川が氾濫、球磨・人吉地方は甚大な被害を受けました。

普段は穏やかな表情を見せてくれる球磨川も 梅雨や台風の大雨によって、別の顔を覗かせます。

すごい勢いの濁流。
見ているとフッと吸い込まれてしまうのではないかと思うほど。

幸いにも私が住んでる所は郡部で 家が少し高台にあるために 直接の被害はありませんでした。ただ運が良かっただけでしょう。

雨が人吉市や球磨村にあれだけの被害をもたらすとは 夢にも思いませんでした。
我が家の近くの田んぼも冠水。
農作物にも多大な被害が出てるようです。

今回の経験から得た教訓を備忘録として記録しておきます。

大雨特別警報からの教訓

7月4日未明 雨の音と何度も何度もなる携帯の緊急速報に、眠れない夜でした。
その後、大雨特別警報が熊本地方気象台から発表され、行政から警戒レベル5が発令されました。

「命の危険が迫っています」「命を守る行動をとってください」
自治体からの速報にただ事ではないという不安感が押し寄せてきます。

球磨川の状況を知らせるもらってるTwitterや国土交通省の球磨川のLive動画のYouTubeを確認すると、球磨川が恐ろしく増水してることを知ります。

しばらくして 球磨川が氾濫して人吉では屋根の上で救助を待っている人がいるという情報が入りました。

うそ。。。
ふと思ったけど
冗談ならよかったけど 現実。

その後、家も断水し固定電話がつながらないなど、ライフラインにも影響が出てきます。

教訓
  • レベル5 命の危険が迫っていることを自覚する
  • 避難するとき以外は家からでない
  • 災害時のための備えをしておく

警戒レベル5 命の危険が迫っていることを自覚する

「命の危険が迫っています」「命を守る行動をとってください」
警戒レベル5の発令とともに命を守る行動をという各自治体からの連絡。

この状況は尋常ではないことを自覚して、避難するなりの行動を始まる準備をしておく必要があると感じました。
少しでも危険と感じたら速やかに避難すること。
避難する必要がなかったとしても それはいい意味での空振り。

何事も命あってのこと

避難するとき以外は家から出ない

大雨が降った時はどこが冠水するかわからないのです。
今回 車で外出して冠水した場所で立ち往生してしまい、近くの人に助けてもらった知人がいます。

それと、ついつい川の状況を確認しに行きたくもなるのです。

でもこれはすごく危険な行為ですね。
周りの人に迷惑をかけることだけは避けたいです。

災害時のための備えをしておく

  1. 断水
  2. 固定電話不通

今回の災害でまず水が断水しました。
私の住んでいる地域はわりと短時間で改善しましたが、同じ町内でも3日経っても断水の地域があるようです。

飲料水、トイレなど 水が出ないのはほんとにつらいです。
災害用に飲料水だけでもストックの必要性を感じました。
それに少しでも水が出るようであれば、浴槽に水を溜めておくこと。

停電してなければ、トイレが使えます。

固定電話もまだ開通してません。
現在は携帯電話もあるのであまり不自由は感じませんが、携帯電話も持たない高齢者の家庭では連絡が取れないのでとても心配です。

幸いにも停電にはならなかったけど 懐中電灯やラジオなど もう一回災害時の備えをしなくてはいけませんね。

テレビでみた被害状況にショック

人吉市や球磨村の甚大な被害をテレビで見たときには すごくショックでした。
見慣れた街並みの変貌に涙が出てきます。

一瞬にして街を飲み込んでしまう。
自然はほんとに恐ろしいですね。

これ以上被害が広がらないことを祈ります。

県外に住む友人がテレビを観て連絡をくれたことが、とてもありがたく嬉しかったです。
辛いけど前向きに頑張ろう!!

頑張ろう!球磨・人吉